随分前のことですが、このブログを見は力をいただいている御礼だと、県外から私の店にちりめん細工を届けてくださった方がいらっしゃいます。

それは大きめな茶封筒中に、お細工物とお手紙が添えられた温かな気持ちが詰まった出会いでした。

お一人で暮らしていらっしる女性の方で、体調を悪くされたときに、娘さんが買ってくれたパソコンで検索していたら、私の店の存在を知られたそうで、以来、一日の終わりに記事を読むことを楽しみにしていることが添えられていたお手紙に書いてありました。


お分けいただいたちりめん細工は、その季節が来ると飾らせていただいていますが、その後も何の前触れもなく度々店に届けられ、或るとき新米のお米も届けてくださいましてね~


そんなご縁をいただきながら、充分なお返しもすることなく ただただ恐縮している次第です。


そして今日、その方から茶封筒が届いていましてね~

封を開けてみると可愛いカニさんと小さな貝がらが入っていました。


それを目にしたとき、玉手箱のような温もりを感じるものがありましてね~

「まだ僕のブログを見てくれているんだ~」

お顔を拝見したこともないのに、懐かしさがこみあげるものでした。



その中にお手紙も添えてありました。



CSC_0090okiyakusakamaranotegami.JPGそこには、ブログを見て力をいただいていることや、喫茶ふくしまに役立てて欲しいことや、私の好きなマージャンなども書かれていて、殺伐とした日々に押しつぶされていた心が膨らむ、足長おばさんが届けてくれた贈り物だったのです。


その贈り物を写真に撮ってみました。




DSC_0080tirimennzaikukani.jpg夏を彩る5匹の真っ赤なカニさんです。

今にも動きそうで、可愛いでしょ・・・


私の心も赤く染まりましたが、とても気に入りました。

喫茶ふくしまに飾らせていただきます。



現在私は戦場で戦っている戦士になっていて、大切なものを忘れかけていたかもしれません。

奥様のような人に出逢えたことを喜びとし、その喜びを他の人にも分けられる人にならないといけませんね・・・

元気をいただくことができました。

本当にありがとうござます。




DSC_0086kanitirimennzaiku.jpg違うアングルで撮った映像ですが、収めた写真の中からホームページに使えないかと思っているところです。


いつしか撮影に夢中になる私でした。


どうかお体をご自愛されて、お好きな細工物がいつまでも作られることを遠くから願っております。


では、これで今日を閉じることと致します。
お休みなさい。

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きものふくしまへのお問い合わせ

お客様のお見立て相談

きものふくしまオンラインショップ

   今日は親しいお客様の息子さんのご結納の日で、開店前に店で着付けをさせていただいたのですが、着付けを終えると、いつもと違う日を迎える特別な一日であることを自覚できて心も引き締まることを話されていましてね~

いくらかでもお役に立つことができて良かったと思っていますが、特別な日を着物で迎えようとするお母さんの心遣いが伝わってきて、着物が持つ「日本人の心の美」を感じた次第です。


その後、店には絶え間なく入れ替わり人が来ていて忙しくしていましたが、今日も新しいお客様が着物のメンテナンスのことで相談にいらっしゃいました。

ご用件をお聞かせいただいた後に、北海道から引っ越してきて、この店の前を何度も通っていても、知らない店なのでなかなか寄ることができなかったことを話されていました。

快く相談を受けてくれたことをとても喜んでいらっしゃって、これで安心して着物が着れそうだと、笑みを浮かべていらっしゃいましたが、新規でお越しになられる方は誰もが敷居が高いことを話されます。


そんな中でもこうして尋ねていただけることに感謝しなくてはなりませんが、どれだけ努力しても「気軽さ」を衆知できないもどかしさに、呉服店の宿命を感じさせられています。


そして、そのことを裏付けるお話がお越しになられた店の常連さんから聞かされました。


その方は、昨日、市内の会館で着物の売り出しをしていた開場を覗かれたとかで、その主催者は県外から来ている業者さんみたいです。

この地域にも折込が入っていましたが、そのチラシを見て興味を持たれたのでしょう。

その戦略は、和装小物を破格値で打つ出していて、それを誘い水に着物を販売するというやり方で、これまでに耳にタコができるくらい聞かされてきて商法です。

会場内を見て回ると、昨年私の店から求めていただいた小千谷縮と同じ品の男物が並んでいたそうです。

販売価格を見たら驚く値段が付いていて、女物の価格を尋ねると少しお安いことを言われたそうですが、それでも買われた値段の2倍の値段に驚愕されたとか・・・


そのことを話すと、良心的な店であることを聞かされたそうです。

他にも、50数万円品の着物を勧められたそうで、それを拒むと、お渡し価格がしだいに下がっていって、最後は20万円近くまでになって、その会場を出るのに怖さを感じらせたみたいで、そのことを私に伝えたくて店に寄ってくれたみたいでした。


そのお客様には、私の店は少しでもお安く販売できるように努力をしていて、駆け引きをするようなことは一切していないことをお伝えさせていただきましたが、このような信頼を失う体験が呉服店を遠ざける理由の一つになっているだけに悲しくなります。


地域に根差す店としてお客様に不愉快な思いを与えることがあってはなりませんが、時として間違いを起こすこともあります。

それでも、誠実にお客様と向き合いたいと努力する店がいて、一方で、着物をお金儲けの手段に考えている店が存在しているのも現実で、その見分け方が判らないのが着物初心者の目線です。

その意味でも、信頼と安心をいただくことの難しさや、品質やセンスの違いをご理解いただくことのハードルの高さに苦慮させられますが、急がずに、出会いをいただいた一人ひとりに誠実に対応していくしかないのでしょう。


他にも話題にしたい出来事が3件あり、考えさせられることの多かった一日でした。


それではこれにて・・・
お休みなさい。

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きものふくしまへのお問い合わせ

お客様のお見立て相談

きものふくしまオンラインショップ

   毎日のようにブログ記事に商品画像をアップしていますが、商品が持ち合わせている魅力を画像に表現し、それを販促物に生かすことってセンスが問われるものがあります。

ましてやキャッチコピーを付けて構成したものをホームページなどに生かそうと思うと専門職に適うものではありません。


それでも見る人の心を捉えられないかと画像を取り込んでブログ記事に添付しておりますが、基本ができていないので「感」に頼っている次第です。

そこがアマとプロの違いでしょう。


実は夏の店作りの次の一手として下駄にスポットを当ててみたいと思っていて、どうしたらいいかをいろいろ考えていましてね~

ともあれ、まず先に映像を撮り込んでみたることに・・・


キャッチコピーは「足に優しい下駄!!」です。



DSC_0017geta.jpg



DSC_0006geta.jpg



DSC_0012geta.jpgこんな感じで撮ってみたものの、芸がない気がしてなりません。

そこで、違うタイプの下駄を使ってもう一度撮ってみることに・・・





DSC_0021geta.jpg



DSC_0024geta.jpg



DSC_0027geta.jpg自分でも呆れていますが、キャッチコピーと画像を生かしたメッセージが作れるのでしょうか?

まずは、これらの画像から店頭に出す看板を作ってみたいと思っているのですが・・・





DSC_0035geta.jpgこんな感じで下駄をプロデュースしたいと思っているのですが、前途多難の様相です。


どうでもいい内輪話ですが、この延長戦にホームページやオンラインショップ戦略があり、浴衣が注目される夏場に向けて少しでも現状を変えたいと思って試行錯誤している様子を記事にしてみました。



何をどうすればいいのか考えさせられるものがあり、昨日は消費者の目線で近づけない敷居の高さを記事にさせていただきましたが、伝えることの難しさに頭を痛めます。

それでもいろいろ試しながら、この店の持ち味を情報として出していかなくてはなりません。


今日は違う視点から下駄を紹介することになりましたが、足の痛みる軽減できるこだわりの下駄を多く揃っているので、どうか頭に留めておいてくださいね。


そして今日、県外の方からレモンイエロー系の博多織の浴衣帯のことで問い合わせがありまして、ここにその画像を添付させていただきます。



CSC_0041hakataoriyukataobi.JPG左が紗織で黄色と浅めのグリー系のコンビネーションに紫の小さな格子柄を入れ込んだものです。

お値段は税込み¥24.840の品。

そして右が羅織のような柔らかな風合いと張りを持ち合わせた品で、レモン色とヒワ色を格に白と紫の線で構成されたものです。

お値段は税込み¥27.000の品。


ご自身の想いと重なるものであれば、早めにご連絡をいただけたら嬉しく思います。


それでは、今日はこれにて・・・
お休みなさい。

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きものふくしまへのお問い合わせ

お客様のお見立て相談

きものふくしまオンラインショップ

  今日は娘たちが店に来ていて、店内はベビーの鳴き声と構って欲しい 孫の音羽もいて賑やかな一日でした。

娘たちが来ると私の苦手な仕事をお願いしたりして、月末の支払い関係の処理は長女に、パソコン関係は次女って感じで力を貸してもらっていますが、呑み込みが早いので大いに助かっています。



DSC_0010mago.JPG

そんな私たち家族のことをよく知っているお客様が、着なくなった子供服を分けて下さる方がいらっしゃいましてね~

そのお客様の行為に甘えさせていただいている訳ですが、数日前にも子供服を届けてくださったものがあり、そのことを二人に伝えると、可愛いと言いながら分けていましたが、こんなにも良くしていただいてとても恐縮している次第です。


そのお客様とは、数年前に着付け教室をしていることを店の折込チラシで知り、尋ねて下さったのが初めての出会いでした。

確か、「勇気を出して着付け教室の相談に伺ってみました。」と言って店に入ってこられたように記憶しておりますが、呉服店は敷居が高くて気軽に覗くことができなかったそうで、とても印象に残る出会いであったことを記憶しています。

今では着付けもマスターされて、着物などもご準備していただき、この店の理解者ともいえるお客様です。

大変お世話になっていながらも何のお返しもできていませんが、昨日、この方と同じような想い持って着付け教室を覗かれた方がいらっしゃいましてね~


その方も、この店で着付け教室をしていることを知っていて、習ってみたいと思う気持ちがあっても、足を踏み入れると物を売りつけられたりするのではないかと思って尋ねる勇気がなくて悶々としていたそうです。


そのことを職場で話すと、同僚の一人が、「安心できる店」だと背中を押してくれたので相談に来たとこを打ち明けてくださったのです。


お客様は年齢も若く、小学5年生のお子様を頭に三女のお母様でいらっしゃって、県外からこの地に引っ越して5年になるそうです。

実家のお母さんが嫁入り仕度に着物をいろいろ用意してくれたものの、親元を離れると着物のことがまったく判らず、それでも着物を着たいと思っても、おしゃれな美容室は着付けをしていない先が多く着物を着れない状態でいたようでした。

末の子が小学校に入学するときには、支度をしてくれた着物を着て入学式に望みたいと考えていて、成長する娘たちにも着物を着せてやりたいと思っていたそうです。


率直な想いを聞かせていただいて、嬉しく思うと同時に考えさせられることが多くありました。

呉服店の存在を知っていても近づけない距離があり、着物がタンスにあっても気軽に着付けの相談ができる先が見当たらないといことが、着物を遠ざけている理由としたら業界人としてこんな悲しいことがありません。


この話をお客様から聞かされて、このようなケースに似た理由で着物が着れない方が多くいらっしゃるのではないでしょうか?

私たち呉服店はもっと優しく地域の方に寄り添わなくてはならないのですが、どうしてそれが適わないのでしょう。


やるせなくなります。


しばらくの時間でしたが、着付け教室を通していろんな話をさせていただくことができ、お会いした時の緊張感は笑顔に変わっていて、浴衣の着付けから始められることとなりましね~

着物を作ってくださったお母さんも喜んでくださることでしょう。


今回のことで、「安心できる店」だと言ってくださった職場の方に心から感謝申し上げたいと思います。

本当にありがとうございました。


まだまだ、この店が気軽でない店でないことを教えられるものがありましたが、一つ一つ誠実に関わり合いを持つことで、よい印象を持っていただけることを心に留めておかなくてはならないと感じさせられた出会いでもありました。


いろんなことを教えていただいて感謝したいです。


それでは、今日はこれにて・・・
お休みなさい。

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きものふくしまへのお問い合わせ

お客様のお見立て相談

きものふくしまオンラインショップ

   呉服店や量販店などではこの夏のゆかた需要を見込んで、浴衣関連商品の品揃えを終えたのではないかと思っています。

お店によって取り扱う品が違うものですが、この夏に浴衣を新調したいと考えていらっしゃる方はいろいろ情報を集めているのではないでしょうか。

私の店も他店との品揃えの違いや、こだわりの品をブログなどで紹介させていただいていますが、需要期を前にして、こだわりの浴衣と一般的な浴衣の違いを画像を通して紹介してみたいと思います。


始めに、当店が取り上げているこだわりの浴衣は夏着物にもなるものが多く、今日はその中から竺仙さんが出されている「奥州小紋」という手織り紬風の着物地を浴衣として組み合わせてみました。




DSC_0003ousilyuukomonnwoko-dhine-to.JPGそれがこちらのコーディネートです。

色合いがベージュと藍の淡彩な色合いのもので、古典的な着物柄であることが見てとれるかと思いますが、これを半巾帯で帯結びをされると浴衣として着れるものです。


カラフルな色合いの浴衣とは異なりますが、伝統的な味わいがあり流行に左右されないものがあります。

これに長襦袢を着て名古屋帯を合わせ、帯〆帯揚げを加えるとカジュアル系の着物になるんですね~




DSC_0007silyuriro-tonnorinoyukataobi.JPG帯は奥州小紋の素朴な味を壊さないように、沖縄県で織られている伝統的な首里道屯(しゅりどうとん)織りの木綿の帯で合わせてみました。


着物地も帯も浴衣としては上質な品ですが、夏の風情を感じていただけることでしょう。

ちなみの「奥州小紋」は税込¥70.200で首里道屯織りの半巾帯は¥39.960の品となります。





CSC_0009yukatako-dhine-to.JPGそしてこちらの浴衣地になると、一般的な品になるかと思います。

素材は綿100%の綿紅梅とい生地を用いていて、帯はポリエステル地のリバーシブルタイプのものです。


先ほどの奥州小紋とは染め方も素材もまったく違うもので、年齢増も若くなるでしょう。

お値段は浴衣地で税込¥21.600の品でリバーシブル帯は¥10.584になります。





CSC_0005yukatako-dhine-to.JPGこちらの品も綿紅梅の浴衣地でおしゃれ感のあるものだと思います。

浴衣帯は表地に絞りを加えた綿素材に裏地を麻100%のもので合わせたもので、それにトンボ玉の帯留めを加えたコーディネートです。

お値段は浴衣地が¥29.160で浴衣帯が¥8.700になります。


どちらも量販店に並ぶ既製品の浴衣とは一線を引くものだと思っていますが、先の奥州小紋とは味の深みが違うことがお判りいただけたことでしょう。


このようにして、古典派とファンション派の浴衣が所狭しと店内に並びました。

好みやご予算もあるでしょうが、安心できる素敵な品を集めたので、浴衣選びの選択肢にこの店を選んでいただけたら嬉しく思います。


今日は夜の部の着付け教室の日で、少しざわついていたものがありまして記事をまとめることができませんでした。

とりあえず画像から一般的な浴衣とこだわりの浴衣の違いを判断していただけたらと思っています。


ということで、明日に願いを託しつつ今日を閉じさせてください。

では、お休みなさい。

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