おしゃれな着物コーディネートを刺しゅう作家の附下で紹介してみます・そして「刺しゅう展」の案内も・・・

   今日はマイペースで仕事ができる一日でした。

猫展は新規のお客様を呼び寄せるのか、初めてお越しになられたお客様が目につくのがありますが、店内の商品を見まわしている姿に商品の説明を加えると、「この時代に着物って売れるんですか?」そんな意味深な問いかけを今日もいただきましてね~

郊外の田舎町にひっそりたたずむ店と店内に並ぶ品々に意外性を感じるものがあるのでしょう。


難しいものがあることをお話すると、「こちらの店はどれくらい経つの?」という声もあったりして、22年目を迎えようとしていることを伝えると、不思議そうにうなうづく姿がありましたが、着物に縁遠い人には率直な感想かと思います。

そのような人たちに店の存在をご理解いただくためにも、私流の話をさせていただいた次第です。


それにしても、世相と店の存在を天秤にかけられることって寂しいものがあります。

内心では、「今に見ていろ!」と、心が掻き立てられるものがあったことは確かで、プロフェッショナルがいる店を全国に響かせたいと思いました。


そのためにも理想とする店を目指して努力をしなければなりません。

どのように動けばいいのか問題は山積みになっていますが、道半ばということで、この話は収めたいと思います。

さて今日は4月21日から開催する「刺しゅう展」に向けて、刺しゅうの附下をコーディネートしてみたのでご覧ください。




CSC_0009sisilyuutukesagewoko-dhine-to.JPGその映像がこちらです。

実にシンプルな組み合わせかと思っていますが、女性の内なる魅力と静けさの中に秘められた上品さを引き出せたかと考えています。


自己満足だと言われてしまいそうだが、このようなスッキリ感のある装いが私は好きでしてね~




CSC_0006tesisilyuunotukesage.JPGこの附下は日本工芸会正会員の刺しゅう作家・「森康次」さんが日本刺しゅうで幾何学模様を描き出した着物で、ひと針ひと針心を込めて作られた熟練の技がこの映像からも見てとれるかと思います。


日本刺しゅうのことについて調べてみたのですが、その歴史は1600年の時をかけて今に伝えられているそうです。

絵という字が「糸偏に会う」と書くように、筆も絵具もなかった時代から日本に生きづいていて、補修や補強の実用的な面からスタートしたとか・・・


日本刺しゅうは、「点・線・面・立体表現」の、この四つの要素を巧みに使い分けて、文様や色彩・艶を浮かび上がらせるものです。

各分野で適切な刺しゅう法を選び出すことは、技法の性格を熟知したものが成すことが出来る「熟練の技」といえるのではないでしょうか。


次の帯〆帯揚げを加えたものを用意してみました。



CSC_0014sisilyuutukesagewoko-dhine-to.JPGこのようにして、暖色系の色を入れると華やかさが増してとてもステキでしょ・・・

改まったパーディーの席やお祝いの場に、凛とした表情をかもし出すものがあり、とてもおしゃれなコーディネートだと思っております。


更にこの装いに森氏と相談して作っていただいた七宝柄の刺しゅう半衿を加えると、これがとても装いを豊かにするんですね~




DSC_0024sisilyuunohanneri.jpgいかがでしょう・・・


刺していただいた刺繍糸の色が柔らくて、着物を引き立てる脇役として微妙なさじ加減に熟練の技が光る刺しゅう衿です。



DSC_0022sisilyuunohanneri.JPGこれが手刺しゅうの味なんでしょうね~


刺しゅう展では特別企画として森氏にお越しいただいて、この刺しゅう半衿作りにお力沿いをいただくことになり、半衿の図案を17種類用意させていただきました。

その図案の中には、音符柄や猫球、幸せの青い鳥や雪の結晶、四つ葉のクローバーなど、装いを楽しんでいただける図案も加えて、オーダーメイドで作らせていただきたいと考えています。


こに企画は、手にしてみたい刺しゅう衿をご自身で刺すことが出来るもので、ほんの触りに部分になるかと思いますが、日本刺しゅうの技を体験していただくために森氏のご指導を仰ぐものです。

そのためには正絹の白の半衿に下絵を用意したものを持ってきていただくことが必要で、先行予約を始めたところです。

加えて会期中では体験されたい方の時間配分もありまして、主催者側としては抜かりのない段取りが求められるだけに早めに案内を促すものです。


これは体験を望めれる方への段取りで、シンプルに森氏の刺しゅうの技を目にしていただける場でもあり、その場で刺しゅう衿のご注文を受け付けることもできます。


そこで気になるのがお値段かと思います。

私としては多くの人に森氏の刺しゅうの技と作品を目にしていただきたくて、森氏に大変ご無理をお願いすることになりましたが、税込8千円で受け付けることにしました。


何卒ご理解をいただきますようお願い申し上げます。



CSC_0010sisilyuunotukesagewoko-dhine-to.JPGこの映像は冒頭にアップした映像と似ていますが、バッグを組紐の品で合わせたものです。

微妙な違いのコーディネートですが、何かひとつ色合いが変わることでおしゃれ感が変わるもので、猫ちゃんの刺繡バッグを記事に使ってみました。


本当にトータルコーディネートの難しいかを感じていますが、これを繰り返すことで磨かれたセンスが育つものだと思っています。

これも好みかと思いますが参考にされてみて下さい。


それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。

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