着物のお手入れ

着物と和雑貨ブログ「きものふくしま」 着物のお手入れ

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残暑が続いていますが、それでも秋は静かに近づいています。

稲穂は黄色く色付き始め、爽やかな風に揺られる向日葵も何処となく元気を失っているような気がして・・・・・

 

季節の幕引きが始まっているのかもしれませんね。

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そんな夏の終わりに、友達から夏の着物のお手入れについて相談されました。

簡単に説明をしてきましたが、意外と知らない方も少なくないかと思い、着物と汗の関係について書いてみようと思います。

 

ジッとしていても汗が出る夏、浴衣であっても着物を着るとなると、その暑さはひとしおで、たかが一度しか着ない浴衣でも、汗取りをしておいてください。

 

汗の成分の多くは水で、一晩陰干をすればシワは残るものの汚れというものは判りにくいものです。

しかし、汗の中には塩分・尿素・乳酸などが含まれていて、水分が蒸発しても、塩分などが凝縮して残ります。

 

又、汗と共に繊維の奥に染み込んだ皮膚汚れは空気中の酸素のよって酸化されていきます。

このことが、時間と共に生地の劣化や取れにくい黄ばみ・黒ずみの原因になることがあるんですね~

 

従って、着物にシミがないからといってタンスにしまい込んでしまうと、そこには危険が潜んでいます。

 

世話かもしれませんが、シーズオフになったら着物や帯の汗取りをして片付けてください。

勿論浴衣も同じ事で、クリーニングしておいてくださいね。

 

当店でも着物のメンテナンスを受けておりますので、気軽にご相談してください。

 

季節のリレーが始まっているのに、今一つ、リズムに乗れないでいます。

具体的な店作りが定まっていないのかもしれません。

 

この時期に小さな秋をいっぱい集めて、心をふるい立たせないと・・・・・

解ってはいるのですが・・・・・

 

竺仙の男物浴衣・そして着物と汗の関係

 

またもやパソコンの初心者みたいなことをしてしまいました。

途中まで書きこんだブログ記事を消してしまったのです。

ガッカリ・・・・・

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今日は男物の浴衣について書いたのに・・・・・

 

もう一度簡単に書いてみようかな~

 

私の店では男物の浴衣は全て反物から仕立てるオーダーメイド仕立てをしています。

何故なら、男性の着物は、女性の着付け方と違って腰で「たくし上げ」をしないので、着物の長さを調整する事ができません。

 

従って本人に合った寸法であることが必要です。

一般的に床から5㎝~7㎝位、上がった所が見やすい長さといえます。

それにお腹周りも人によって細い人からジャンボな人まで様々で、身幅も異なるも・・・・・

 

それを既製品(仕立て上がり)の浴衣でまかなおうと考えても、男性の場合は無理があります。

 

浴衣が短かったり長かったり、身幅が広くて腰のあたりでシワは発生することもあれば、身幅が狭くて裾(すそ)が広がったりすることが充分考えられます。

 

だからオーダーメイド仕立てを勧めているんですね~

 

冒頭の写真は東京竺仙さんの木綿の浴衣です。

最近はコウモリや龍などの斬新な柄も増えてきていますが、あきがこない事を考えると古典柄に限ります。

 

毎年、男物浴衣は直前になって相談にこらますが、仕立てる日数 が必要なだけに浴衣選びはお早めにして下さい。

 

他にも書きたかったのですが、時間があまりないので、次の記事を書くことにします。

 

今日は気温が上がり真夏日になりましたが、皆さんに知っておいて頂きたいことがあります。

それは、汗と着物の関係です。

 

これから汗ばむ日が続き、着物を着るとどうしても汗というものを避ける事ができません。

 

汗の成分はほとんどが水分ですが、その中には、塩化ナトリウム・窒素酸化物・乳酸・カリウム・尿酸・アンモニア・糖類などが含まれています。

 

着物を着ることで湿った汗は、脱ぎ終えた後に陰干をすれば乾きますが、無色透明な汗が取れた訳ではありません。

 

汗に含まれた酸化酵素は繊維や染料を酸化させることがあり、水分が取れても時間と共に生地の変色や劣化を引き起こす原因につながる恐れがあります。

 

白い長襦袢や胴裏が黄色くなったり、手が触れる腹の部分が黄変するのも、汗というものが考えられます。

なので、シーズンが終わったら専門店で汗取りのメンテナンスをしておくことをお勧めます。

 

正しい考え方ではないかもしれませんが、「油汗」とか「あぶら取り紙」という言葉や商品がありますが、着物に透明な脂が付着していると考えると理解がしやすいかもしれませんね。

 

これから暑くなると汗は付き物です。

夏の結婚式なども以前に比べると増えていることを聞きますので、その後のメンテナンスを忘れないで下さい。

 

きもの畑を耕す「ゆかたお助け隊」

 

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数日前から「ゆかたお助け隊」なるものを作っています。

 

7月・8月はきもの初心者が夏の風物詩として、ゆかたに手を通す季節。

特に若い人たちが一つの和装のファッションとして捉えていているのもかかわらず、着くずれした際の直し方や、着た後のお手入れの仕方を知らないままに夏を終えてしまうのはもったいないと考えるのが業界人です。

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 そこで、その対策法をお知らせしたいと考え、解りやすい資料を制作しています。

中味は着くずれの直し方、お洗濯の仕方、ゆかたのたたみ方など、只今思案中ですが、これがなかなか難しくて頭を痛めていて・・・・・

 

まず、着物単語を解りやすく どう表現したらいいのか、活字とイラストだけで、どのようにして説明を加えたら理解していただけるのか・・・・・

 

初心者の目線で考えると、解らない事がたくさんあることに気付かされています。

 

何度か構成を作り替えているのですが、しだいに自分がむなしくなってきてしまって・・・・・

 

面倒で楽しくない紙切れを配布しても、誰も関心を示してくれないのでは・・・・・

それより、販促に繋がることに時間と経費を使ったほうがいいのではないか・・・・・

 

作りながら、「きもの畑を耕す」って何だろう・・・・・

自分の中で、そのことを問いかけている私です。

 

でも、近日中に仕上げるつもりでいまがね。

 

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最後に、撫松庵のプレタ浴衣をアップしてみました。

黒字に萩の柄です。

 

個性派の撫松庵の新作の中では、オーソドックスな古典柄でセオ・アルファというポリエステル素材。

単衣時期の着物として、又は夏きものとしの性格を持ち合わせた合理的な品で、お値段は¥34、650の商品です。

 

店では浴衣の着こなしとしてリバーシブルの細帯を合わせ陳列しています。

 

このような仕立て上がりのプレタもご用意しているのでご紹介してみました。

 

いよいよ夏本番です。

ご準備はお早めに・・・・・


 

 

夕飯を食べている間に途中にしていた記事が消えてしまいガッカリ・・・・・

もう一度書く元気がなくなってしまい、さて、どうしょう。

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店では浴衣を中心に店作りを展開していますが、6月に入りお客様の動きが鈍いことを気に掛けている私です。

 

  この浴衣地は、嵐山よしむらの新作をコーディネートしたものです。

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そして、絞りの浴衣もアップしてみました。

単調な柄ですが、帯で変化を出してみたオシャレな装いです。

 

いずれもオーダーメイド仕立てが必要ですが、着物は基本的にお客様の寸法に合わせて仕立てをする事が、着やすくてカッコいい装いになると考えています。

 

その訳は、人それぞれに体に合った寸法があるからです。

 

過去にこのブログで書いた事がありますが、着物の丈(長さ)と着る方の身長が、ほぼ一緒であることが、スッキリとした着こなしになることをご存知でしょうか・・・・・

 

勿論、着物の丈だけではありませんが、あえて、今日はこの「着物丈」について書いてみようと思います。

 

女性の方は、着物を着る際に、裾「(すそ)を揃え、下半身の着物の長さが決まれば、腰の上の部分で紐を縛り、裾の位置を固定します。

そして、余分な生地をお腹の近くに下ろし、衿を整え二本目の紐で衿を固定します。

 

この手順は、足元と胸元の位置を決め、上下が動かないようにして、最後に余った生地を帯の所で調整する訳ですが、ここに着物初心者の方には理解しにくい盲点があります。

 

帯をする箇所に、(たくし上げ)という着付けの方法で、余分な長さの生地を処理します。

これが、帯の下に短いスカートのようになって出る、「おはしょり」というものです。

 

この「おはしょり」の長さが5㎝~6㎝位が一番美しい着付けになる訳ですが、身長と着物の丈が同じ長さだと、自然に5・6㎝の「おはしょり」の長さに治まるようになっているんですね~・・・。

当然、着付けも無理なくスムーズに出来ますし、動きやすい着付けに仕上がります。

 

ところが、身長に対して、着物の丈が長かったり短かったりすると、帯の下になる箇所で無理な処理をしなくてはなりません。

 

着付けが慣れた方でしたら、その処理の仕方を知っていますが、とても面倒な作業が加わります。

また、その処理の仕方によっては、違和感を感じたり着くずれを起こしやすい原因のも繋がります。

 

なので、私はオーダーメイド仕立てをお薦めしたいんですね~

間違いなく、気持ちのいい着物時間を過ごせます。

 

現在私の店では、ゆかたのコーディネートだけではなく、着くずれの直し方や自宅でのクリーニングの仕方も、知って欲しいと考え、解りやすい資料を作っています。

 

制作途中ですが、ここにアップしてみました。

 

  【衿が乱れたら】

 

ゆかたを着て動いている間に、衿が乱れることがあります。

例えば衿が開いてきたり、浮いてきた場合は、衿が前後に

ズレたことが考えられます。

 

■チェック「①」 衣紋を戻す

 

後ろのおはしょりの真ん中あたりを、両手で持ち、下に()

ぐっと引っ張り、首と背筋に衿の間隔を好みの加減まで戻し

て下さい。

 

■チェック「②」 正面の衿を整える

 

素肌に近い下の衿を、身八つ口(左右の脇の下にある縫い合

わせてない箇所)から手を入れ、下衿を斜めに下()に引いて

下さい。次に重なり合う上の衿を斜め下に()引きます。

その場合、おはしょりの輪になっている外側の生地を引いて

下さい。

 

 

   【帯の位置が下がってきたら】

 

時間がたつと帯はゆるみがち。そうなると帯結びの位置が下

がり、若さが失われることもあります。その場合、ゆかたと

帯の間の後ろ(腰の上)に小さなタオルを入れてみて下さい。

 

 

   【裾(すそ)が下がってきたら】

 

大股で歩いたり、座ったり立ったりの繰り返しをしているう

ちに裾が下がってきて、下半身の身幅がスカートみたいに開

いてしまうことがあります。

そのときは、お腹を一瞬引っ込めて裾を上げ、余分な生地を

腰ひもに挟み込み、乱れた裾を整えます。

この時、腰ひものゆるみも締め直しておくとよいでしょう。

 

 

表現の仕方が適当か、見直しが必要ですが、それぞれに絵を描き加え、もう少し解りやすくしたいと考えています。

 

他の情報も足して、お客様や地域の方々にお配りする予定でいますが、解りやすくまとめる難しさを痛感しているところです。

 

気難しくて参考にしてくださる人が少ないかもしれませんが、私が考える畑の耕し方の一つです。

他にもいろんな取り組の仕方があるのでしょうが、一つ一つの積み重ねが、着物に興味を持ちは始めた初心者に、理解を深めるきっかけのなるのではないかと考えています。

 

まだまで工夫が必要ですが、事を進めながらノウハウを見つけ出したいと思っているところです。

 

長い記事になりましたが、何か一つでも参考にしていただければ幸いに思っています。

それでは、また明日・・・・・。

 

お客様からのSOS・着物お手入れ相談

 

嬉しい悲鳴ですが、朝からとても忙しくギブアップ状態です。

食事を取る元気もありません。

 

今日の出来事を順序立てて記事を書きたいところですが、あまりにもいろんなことがありすぎて・・・・・

 

そこで今日は、特に印象に残るお客様の相談を書いてみることにします。

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それは着物お手入れと、TPOの相談です。

 

初めてのお客様で、ご主人の転勤で引っ越しをするにあたり、現在タンスの中にある着物を整理したいと言うのです。

40歳前後の方で、お母さんがお亡くなりになり、その判断が出来ないというSOSにも似た相談でした。

 

車に和ダンスの引き出しをいくつも抜いてお持ちになり、必要なものと、そうだないものとを分けて欲しいというのです。

 

店は引き出しの山になり、その数、数十点という着物や帯、そして長じゅばん。

 

それを一つ一つTPOの説明しながら寸法を測るのですが、どれも寸法がバラバラで、しかもお客様の体系に合っていないものばかり・・・・・

随分古い着物もあり、何と何を合わせたら、着物の装いになるのか戸惑う私。

中にはカビが出ている品や、着物の縮があるものなど、手を加えないとならない品が随分ありました。

 

お客様は、必要でない物は処分しますからハッキリ言って下さいと言って下さるのですが、それだけに判断しかねます。

 

例えば袷の喪服が2枚あって、白の長じゅばんが一枚しか無かったり、黒留袖が表と裏地にカビが出ていて、調べてみたら胴裏が化繊を使った既製品であったり、紬や色無地に合った寸法の長じゅばんが見当たらないという複雑な整理でした。

 

他にもいろいろありましたが、その中から今後必要と考えられる着物と帯・長じゅばんを組み合わせ、4組を選んでみた私です。

 

それ以上手を加えるとコストがかり、お若いお母さんには負担が大きすぎます。

 

これから寸法直しやカビ取りの仕事をしないとなりませんが、この現実を目の当たりにし悲しくなりました。

 

おそらく亡くなったお母さんがご準備なさったのでしょうが、コーディネートのことや寸法のことをあいまいにしたままお誂えになったのでしょうか・・・・・

それとも、販売された呉服店が親身になって考えてくれなかったかのどちらかでしょう・・・・・

 

世の中にはこのようなお客様がごまんといるのではないでしょうか・・・・・

そして、バラバラに選んだ着物や帯などをタンスにしまい込み、どうしたら良いか判らなくなっている人が・・・・・

 

考えさせられました。

 

「人の振り見て我が振り直せ」という格言がありますが、着物を取り扱う店として、今日のようなお客様が増えないように見直しを図りたいものです。

 

このようなことを繰り返していては、着物離れが増え続けるだけです。

 

こうして着物屋さんに相談に来て下さったから、生き返る可能性が出て来ましたが、このようなお客様はほんの一握り。

そのことを考えると悲しくなります。

 

着物はどのような種類の品であっても、お得だからとか、お値打ちだからとか言われて安易に手にしないでください。

誰の着物にするのか、帯を何に合わせるのか、寸法は一定にしているか、いろんな角度から冷静に判断してお選びになることが必要です。

 

そして、それにも増して信頼できる呉服店で相談できる環境が何より大切なように思います。

 

そのようなこともあって疲れてしまいました。

 

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